NHK BSにてキューバ特集
2007.03.31 updated
世界ともしびプロジェクト 第一回の分火先となるキューバ共和国、その国家元首フィデル・カストロ議長のロングインタビューに基づくドキュメンタリー番組が放送されます。
来週4月3日から7日まで5夜連続、NHK BS1です。
BS世界のドキュメンタリー カストロ 人生と革命を語る
4月3日(火)~7日(土)前0:10~1:00
番組ホームページ
4月3日(火)前0:10~1:00(2日深夜)
●第1回 革命家誕生
革命運動の指導者となって50年目を迎えた2003年1月、キューバの国家元首であるカストロ議長は、西側のテレビカメラの前で、自らの人生と政治を振り返る6時間以上に及ぶ長時間インタビューに初めて応じた。5回にわたって、貴重なインタビューをほぼ丸ごとお伝えするが、1回目は、大地主の息子として生まれ何ひとつ不自由なく成長し、政治より登山に熱中していた青年がなぜ革命に傾倒していったのか、カストロの少年、青年時代を語る。
4月4日(水)前0:10~1:00(3日深夜)
●第2回 ゲバラの素顔
アルゼンチン生まれの革命家で、今も中南米でカリスマ的な人気を誇るチェ・ゲバラ。
キューバ革命の優れた司令官であり、新政権の経済大臣であり、また海外でのゲリラ戦闘に散った理想主義者でもあった。カストロにとっては盟友ともいえるゲバラだが、実際には摩擦や対立もあった事を告白する。カストロ自らが語る人生と革命、2回目は、カストロしか知り得なかったゲバラの素顔と謎に包まれた死の真相を明らかにする。
4月5日(木)前0:10~1:00(4日深夜)
●第3回 平等で公正な社会をめざして
現在病気療養中が伝えられるキューバのカストロ議長。まだ全身にエネルギーがみなぎっている頃の姿と肉声を伝える貴重なインタビュー記録の3回目は、革命後のキューバにおける人権侵害について。男性同性愛者やキリスト教聖職者に対して迫害があったのではないかという疑惑の追及を、カストロは持ち前の話術で、巧みにかわしていく。
4月6日(金)前0:10~1:00(5日深夜)
●第4回 反体制派弾圧の真相
キューバでは反体制の罪で、約200人が政治犯として収容されていると言われる。
それに対する国際的な非難が高まっていることについてカストロは、「アメリカが自分のゲリラ戦術を真似て、キューバ国内の反体制派をゲリラに仕立てているのだからやむを得ない措置だ」と切り返す。カストロ・インタビューの4回目は、アメリカへの流出が止まらない難民についてなど、キューバの暗部に迫る。
4月7日(土)前0:10~1:00(6日深夜)
●最終回 対米関係とキューバの将来
カストロ・インタビュー最終回は、1961年にキューバに社会主義政権が生まれてから国交断絶中のアメリカとの関係について。キューバへの経済制裁は国連加盟国の9割が反対し、アメリカは国際社会の支持を得ていないと非難する。キューバ国民は、今も革命を支持しているし、中南米では連帯した民衆がアメリカに勝利するであろうと、将来の見通しを語る。
<関連番組>
4月1日(日)後10:10~前0:00
●アメリカが見たカストロ ~キューバ革命の光と影~(前・後編)
カストロの生涯を追ったドキュメンタリー。冷戦時代の超大国アメリカと旧ソ連との覇権争いの中、カリブ海の小さな島国で、カストロが外交手腕を発揮しながら、いかにしてカストロのキューバを築きあげたかを伝える。